花粉症の予防方法が確立する?
千葉大学の医学部で、花粉症予防の臨床研究が始まるそうです。スギ花粉エキスを舌の裏に投与する「舌下免疫療法」という治療法が従来は治療法として用いられていたようですが、これを予防にも応用できないか研究するとのことです。
この治療法自体も、10月に国内初の保険適用薬が発売される新しいものです。来年の花粉症シーズンに向けて私も試してみようかと思います。
花粉症に悩まされた経験のない医学部受験生は分からないかもしれませんが、花粉症は本当につらくて、日常生活に支障をきたします。もちろん仕事にも影響を与えます。日本中で、花粉症による経済損失は年間7549億円とも言われています。医学部受験生の皆さんも、花粉症対策を万全に行なって受験に備えましょう。
アレルギー反応は鼻や口から入った花粉やダニに対し、体内で抗体ができることで起こる。抗体が放出するヒスタミンが花粉やダニを追い出そうと、目のかゆみやくしゃみ、鼻づまりなどを引き起こす。舌下免疫療法は原因物質を体内に取り込むことで体質そのものを改善して完治を図る。
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO77475300U4A920C1L71000/